Q. | 先のことばかり考えていて、今これからをどうするかという話がない。子育てや教育も大事だが、それで出生率が伸びたり人口減少が解消されても、その人たちが経済能力を持つのはもっと先の話であって、それまでの現状の解決策がないと感じます。たとえば、ヤングケアラー問題だったり、現状問題になっていることに対する解決策はないのでしょうか(2025/04) |
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A. | ご指摘の通り、「未来の話」だけでなく「今」をどう支えるかが、とても重要だと思っています。私は子育て支援など、未来に向けた投資となる政策を掲げていますが、より良い未来を築くには、現状の課題解決にこそ真っ先に取り組まなければならないと考えています。例えばヤングケアラー問題は、「生活困窮世帯への支援」や「福祉サービスの充実」といった私の政策と重なる分野です。生活困窮とは、経済的な困難だけでなく、時間や精神的なゆとりが持てない状況も含まれます。私は、こうした『目に見えにくい生活の困りごと』も含めて、市政が丁寧に支援することが必要だと考えています。私が掲げる69の政策は、未来の鹿角市だけでなく、まさに「今」困っている方々への支援にも役立つよう設計されています。市民のみなさんとの対話を大切にしながら、一つひとつの声に耳を傾け、現実的な課題解決に取り組んでまいります。 |
Q. | 他候補の刺客で、表割れ要員ではないかとの噂がありますが本当ですか?(2025/04) |
A. | まったくの事実無根です。私は1年以上前から、誰よりも早く独自の政策を練り上げ準備を進めてきました。誰かの影響で立候補したわけではなく、あくまでも「鹿角市を良くしたい」という自らの思いに基づいています。市民の皆さまに誤解や不信感を持たれることがないよう、引き続き丁寧で透明な情報発信を心掛けます。 |
Q. | 妻・奈良明日香氏が市議会議員ですが、市民が納得できる守秘義務厳守の担保はどのようにしますか?(2025/04) |
A. | 夫婦であるからこそ、市政の情報管理については特に慎重になります。口頭での「守秘義務を守ります」という宣言だけでは、市民の皆さまに十分納得していただけないと思いますので、具体的なルールを定めた『処分規定付きの誓約書』を作成し、市の公式ウェブサイト等で公表します。また、政策として掲げている「コンプライアンスの強化」も、市長・市議の関係にかかわらず、公平性や透明性を確保する上で重要な役割を果たします。こうした体制を整えることで、市民の皆さまに安心していただけるよう努めます。 |
Q. | 無料化・減税などの政策がありますが、財源の確保はどのようにして行うのですか?(2025/03) |
A. | 鹿角市の財政は今のところは大きな問題はありません。ただ、このまま手を打たずにいると、将来的には人口減少や福祉費の増加、インフラ整備費の負担が増えるため、財政が厳しくなる可能性があります。そのためには、市が無駄をなくし、新しい収入を増やす必要があります。 令和5年度は約5億円の黒字決算でした。これは災害などの緊急事態に備える分もありますが、財政状況が比較的良好な今のタイミングで、子育て支援や若い世代の定着を促す政策を進めたいと考えています。 財源の確保として具体的に考えているのは、 →公共施設を統廃合したり規模を小さくしたりして、年間で約1~2億円の管理費削減を目指します。 →民営化を進め、コスト効率の向上を図り、年間で数千万円のコスト削減をします。 →ICTやAIを福祉、施設管理、インフラ管理、行政業務全般に導入して、効率的を図り、年間で2億~3億円のコスト削減を目指します。 歳入を増やす取り組みとしては、 →ふるさと納税の返礼品やPRを工夫して、年間で約1億円増を目指します。 →新しい企業を誘致したり、新産業を創出し、雇用や税収増を目指します。 →観光資源・地域資源を最大限に活用し、地域活性化を進め交流人口を増やすことで、地域経済が活性化し、人口減少対策に繋がり、結果的に歳入が増える好循環化を目指します。 このような取り組みを組み合わせて、無料化や減税の政策を進めつつ、市の財政を今後も安定させていきます。 |
Q. | 市長選に出馬表明したきっかけや理由はなんですか?(2025/03) |
A. | 子どもの頃「もし自分が総理大臣になったら、どんな国にしたい?」と、誰もが一度は考えたことがあると思います。私も幼いころから「政治家になりたい」という想いを心のどこかで抱き続けていました。一方で社会に出てからは、今の仕事にもやりがいや充実感を感じ、自分なりに精一杯取り組んできました。決して夢を忘れたわけではなく、「今の仕事でできること」と「いつか政治家としてやりたいこと」の両方を心の中に大切に持ち続けていました。 しかし、現在の鹿角市を見た時、私は強い危機感を抱いています。特に子育て世代への支援は明らかに不足しており、このままでは鹿角の将来に明るい未来が描けません。現状の政策のままでは、市民の暮らしや子どもたちの未来を守り切れないと感じています。 さらに、私の心を動かしたのは、前市長と市議会が激しく対立し、副市長人事案が否決された時です。「市政が混乱しているなら、自分が副市長として少しでも貢献したい」と思い、実際に市長に直談判に行きました。残念ながらその願いは叶いませんでしたが、そこで私は「市政を良くするには、副市長よりも、自ら市長として市政を担った方が良いのではないか」と思い始めました。 そして今、再び前市長の出馬が取り沙汰されるなど、これまでと同じ対立や混乱が続きかねない状況にあります。正直に申し上げれば、一人の有権者として自身を除く候補予定者の顔ぶれを見たとき、「本当に投票したいと思える人がいない」という、率直な気持ちも抱いています。誰かに期待するのではなく、自ら責任を持って行動することが必要だと感じました。 「市民が本当に安心できる市政をつくりたい」 その想いが、私が市長選に出馬を決意した大きな理由です。 |
Q. | なぜ政策が69という中途半端な数なのですか(2025/03) |
A. | 69は777のような縁起のよい数字で、いわゆるエンジェルナンバーと言われています。「新たな挑戦が成功へとつながる」「明るい未来へと誘ってくれる数字」などの意味が込められています。また、政策の柱となる3の数字は「拡大と成長を象徴する」数字で、これらを合わせて369という数字は「調和」「可能性」「使命」などの意味があり、また、ニコラ・テスラの369の法則とも繋がります。「全ての物事に意味を持たせると価値がうまれる」という流れを作りたかったためです。 ロック(69)な政策を実現して行こう! |
Q. | お年寄りに対する政策が薄いように感じます(2025/03) |
A. | 政策を単体ごとに見るとそう感じられるかもしれません。子育て世代への政策は柱ではありますが、政策の全体を達成すると、全世代への支援になると確信しております。例えば、財政健全化など、余剰資産を作り市民へ還元するとだけ表現している部分の市民とは、全ての世代の市民を対象としたものです。決して高齢者世代をないがしろにしているわけではありません。また、私は今40代ですが、私もいずれ高齢者になります。もっと先の話をすると、我が子も高齢者世代になる時期がいずれ訪れます。そのような時に高齢者へのサポートがないがしろにされていては、「誰もが住み続けられる鹿角」ではありません。「誰もが住み続けられる鹿角」を目指して尽力してまいります。 |